Clinical philosophy

大阪国際がんセンター
脳神経外科の診療哲学

大阪国際がんセンター脳神経外科では、がん患者さんに対して特化した脳神経外科治療を提供しています。
脳腫瘍治療では長期にわたる患者さんへのトータルケアが必要です。
「正しい知識とデータ」に基づいて、開頭手術、血管内手術、放射線治療、薬物療法といった多彩な治療法の中から、
患者さん一人ひとりに最適な治療法を選択しています。

大阪国際がんセンター
脳神経外科の特徴

01

脳機能を重視した脳腫瘍手術

当センターでは先進的の脳画像解析や画像誘導ナビゲーションシステムなど、世界最高水準の手術支援技術を駆使し、必要最小限の侵襲で、安全かつ確実な腫瘍摘出を心がけています。脳腫瘍の治療には新たな抗がん剤、分子標的薬、ウィルス療法など、様々な治療法が開発され、その選択には高い専門的知識が要求されるようになってきています。これらを総合的に組み合わせて、脳機能の温存と治療成績の両立を目指しています。

02

がんゲノム情報を取り入れた脳腫瘍診療

がんゲノム医療の進歩により、脳腫瘍においてがんの遺伝子情報に基づいた診断や治療方針決定が必須となりつつあります。当院は早くより遺伝子情報も取り入れた診断を行い、最先端の診療に対応してきました。当院は令和元年9月にがんゲノム医療拠点病院に承認されています。令和3年4月現在、脳腫瘍においては、がん遺伝子パネル検査の結果に基づいての適応となる薬剤は限定的です。しかし、この領域は日進月歩であり、今後の開発と薬剤の増加が期待されます。治験も含めて患者様に最新の選択肢が提示できるようになると考えています。

03

都道府県がん診療連携拠点病院
に指定

大阪国際がんセンターは「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されております。
「都道府県がん診療連携拠点病院」とは都道府県内で中心的役割を果たすよう厚生労働大臣が指定した病院で、原則として各都道府県に1カ所置かれています。専門的ながん医療を提供するとともに、都道府県内のがん診療の連携協力体制の整備やがんに関する相談支援情報の提供を担っており、日々最先端の技術や知識を他院にも提供するとともに、当センターでの治療に役立てております。

最先端の治療提供

院内の他診療科や数多くの医薬研究機関と連携しながら、最新の診断・治療技術を採り入れています。
先進的な脳画像解析や画像誘導ナビゲーションシステムなど、世界最高水準の手術支援技術を駆使し、必要最小限の侵襲で、安全かつ確実な腫瘍摘出を心がけています。

治験について
新規薬剤を用いた治験を行っております。詳しくは外来担当医にお問い合わせください。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは患者さんがより良い治療方法を選択し、納得して治療を受けるための判断材料としてもらうために、現在の病状や治療内容、今後の治療方針などについて、主治医以外の医師に意見を求めるものです。

ご利用できる方

  • 患者さんご本人
  • 患者さんのご家族

※ ご本人に代わって相談することへの患者さんの同意が必要です。患者さんが未成年者の場合は親権者。患者さんが死亡されている場合は利用できません。

セカンドオピニオンの
対象となる相談

セカンドオピニオンは、現在治療を受けている医療機関よりあらかじめご準備いただいた資料(紹介状、検査資料一式)をもとに、ご相談のみに応じるものです。
セカンドオピニオンの場では、診察や検査、治療などの診療行為はおこないません。
また、セカンドオピニオンは転医を前提としたものではございません。転医を希望される場合は、セカンドオピニオン終了後に紹介元医療機関より改めてご紹介いただいております。

【ご相談例】

  • 現在の病状や治療方針、治療方法、予後について聞きたい。
  • 他にどのような治療方法があるか知りたい。
  • 他の治療法の適応になるか知りたい。
  • 治療方針、治療方法の選択を求められているが判断に迷っている。それぞれの効果やリスクを知りたい。
  • 再発の可能性や日常生活の影響はどの程度あるのか。
  • 社会復帰は可能なのか。

予約申込方法

セカンドオピニオンをご検討中の方はまず下記よりお問い合わせをくださいませ。順を追ってご案内させて頂きます。